まずココから♫東洋医学無料体質チェック

ブログ

BLOG

つわりのメカニズムと鍼灸治療の効果について

みなさんこんにちは!ファンクショナルマッサージ新宿院です。

今回は、つわり対策という観点からも鍼灸治療は受けておいた方がいいよ、というお話をしたいと思います。

 

まずつわりはなぜ起きるのか?というお話からしていきたいと思います。つわりが起きる原因はいくつか考えられるのですが、大きく分けて2つが考えられます。

①hCG(絨毛性ヒトゴナトトロピン)の過剰分泌

②貧血(摂取鉄が足りないor鉄が消化吸収できない)

 

①に関して、

hCGは、受精卵が着床し発育すると胎盤から分泌される妊娠維持にとても重要なホルモンで血中および尿中でhCGが検出されるようになります。

その後尿中hCGは妊娠8~12週にピークに達し、以後出産するまで検出されます。(妊娠検査薬で測定するのは、尿中のhCG値です✨)

このhCGが何らかの原因で過剰分泌することが、つわりの原因になると言われています。

ではどのような機序でhCGがつわりを惹起させるかというと、hCGが【甲状腺機能の刺激】や【エストロゲン分泌亢進】を促すことにより起こります。

甲状腺機能を刺激すると、ホルモン分泌が亢進します。甲状腺ホルモン分泌が亢進すると、代謝が良くなります。

具体的な症状で言うと、脈が速くなる・汗をかきやすくなる・体重が減るなどです。モノを外に出すような、そんなイメージですね。よって、つわりの代表的な症状である嘔吐や悪心が生じて来るのです。

 

エストロゲン分泌亢進によりつわりが起きるメカニズムは、明確にはなっておりませんが、つわりを起こしている人の血中エストラジオール値が高かったり、妊娠していない時にエストロゲンを投与すると悪心嘔吐が生じたりすることがあるようなので、このように言われています。

 

②に関して、

鉄を運ぶヘモグロビンの主な役割は、「酸素を各組織に運ぶこと」です。酸素は、各組織がきちんと動くために必要なエネルギーを産生するのにとても重要な材料です。

しかし、妊娠することで胎児に鉄を吸収されてしまったり、ホルモンバランスの変化による自律神経の乱れから血行不良を起こしてしまったりすると、ヘモグロビンの数が減ってしまい、貧血を起こしてしまいます。

貧血を起こしてしまうと、各組織(今回の場合で言うと消化器)に酸素が行き渡らなくなるためエネルギー不足となり、消化機能に異常を起こしてしまって「嘔吐」や「悪心」を引き起こしてしまいます。

 

次に、なぜ鍼灸治療がつわりに有効か?についてお話をしていきます。

先に結論を言うと「鍼灸は自律神経を整えるのに効果的だから」です。

ホルモン分泌は、妊娠を機に脳の下垂体から胎盤へと機能が移行します。つまり、hCGも下垂体から胎盤へと出所が変わります。出所は変われど、ホルモンを分泌するには自律神経の働きが必要なことには変わりありませんので、自律神経に乱れがあるとhCGの過剰分泌→つわりにつながる可能性があります。

また、前述した通りホルモンバランスの変化により自律神経が乱れると血行不良を起こして、貧血を起こすことがあります。

これらの理由から、自律神経を整えることでつわりを防止できることにつながり、その自律神経を整えるには、鍼灸治療を定期的に受け「交感神経と副交感神経を適切にスイッチするための癖づけ」をすることがとても大切なのです。

 

いかがでしたでしょうか?

鍼灸治療は、妊娠するためにも妊娠後の体調管理のためにもとても有効なケア方法になります。

つわりの有無で妊娠生活のクオリティが断然変わってきますし、可能であれば元気に楽しく過ごしたいですよね😊

そのためのサポートは全力でさせていただきますので、是非鍼灸治療にいらしてください

妊活体質チェック

不妊鍼灸初回体験

LINE@直接相談

オリジナル妊活商品

contact

ファンクショナルマッサージ新宿院への
お問い合わせはお気軽に

03-6339-1448

9時~18時(木曜:19時/金曜:18時30分/日曜:17時まで)
祝日のみ休診