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こんにちは、ファンクショナルマッサージ新宿院です。
今回は、不妊の原因「抗精子抗体」についてお話しします。
《 抗精子抗体とは? 》
精子を異物と判断し、抗体ができ、
排除しようとする免疫機能の異常のこと。
通常、女性にとって精子は異物ではないので、
抗体が作られることはありませんが、
まれに精子に対する抗体を持っている場合があります。
精子に対する抗体があると、
排卵時にタイミングやAIH(人工授精)を行なったとしても、
精子が攻撃を受けて子宮に到達できなくなるため、
妊娠するのは難しくなります。
また、男性にも抗精子抗体がある場合があります。
精巣に外傷などを受けたことにより、
まれに、自分の精子に対する抗体を作ってしまうことがあります。
男性が抗精子抗体を持っていると、
精子が集まって運動能力が低下したり、
女性の体に入ると精子が死んでしまったりするため、
受精できず、妊娠することは難しくなります。
《 判断基準 》
血液検査
( 抗精子抗体検査で陽性反応 )
ただし、
不妊と関係するのは、「精子不動化抗体」という抗体なので、
全ての抗体が不妊につながるわけではありません。
なかなか妊娠につながらなかったり、
ヒューナーテストを何回かやっても結果が悪い場合、
抗精子抗体検査をすることが多いです。
たまに、
「卵子と精子の相性が悪いから妊娠しない」
という話を聞きますが、
そんなことはありません!
ご夫婦で、
たくさんコミュニケーションをとったり、
一緒に病院に行ったり、
しっかりと向き合っていることが、何よりも大切です。
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