不妊の原因が分かれば妊娠しやすくなる ④卵管障害｜ファンクショナルマッサージ治療室 新宿院-

不妊の原因②

【卵管障害】

卵子と精子の通り道である卵管に、何かしらの問題があって妊娠しないことを、

「卵管障害」

と言います。

卵管は、卵巣と子宮をつないでいるため、

①卵巣から排卵された卵子をキャッチ（卵管采）

②精子と卵子が受精（卵管膨大部）

③受精卵を子宮に送る

という重要な役割をしています。

卵管が閉塞してしまうと、

卵子も精子も通れないので、

受精できず、妊娠に繋がりません。

また、卵管采の周囲が癒着してしまうと、

卵巣から飛び出た卵子をキャッチできないため、やはり妊娠に繋がりません。

《卵管障害の主な原因》

①クラミジアなどの感染による

     卵管炎や腹膜炎

②腹腔内の手術による卵管周囲の癒着

③子宮内膜症による癒着

《診断方法》

・子宮卵管造影検査

・腹腔鏡検査

・通気・通水検査

《治療方法》

○ 両側の卵管が閉塞している場合

   ・顕微鏡手術

       → 今はあまり行われない

   ・卵管鏡

       → 閉塞部を広げるが、再発しやすい

   ・体外受精へのステップアップ

○ 卵管采が癒着している場合

    ・腹腔鏡手術

        → 癒着をはがす

        → 卵管采を作る

     ・体外受精へのステップアップ

いずれも最近では、卵管、卵管采を使わずに妊娠する方法として、「体外受精」に進むことが多い傾向です。

当院に通われている方にも、

卵管障害がわかり

体外受精にステップアップされている方は

沢山いらっしゃいます。

「体外受精をすれば、妊娠できる！」

当然、卵子の質、精子の質が良ければ、

妊娠に繋がると思います。

しかし、

卵子の質、精子の質が悪かったら、

もちろん妊娠には繋がりにくくなります。

例えば、

卵管閉塞の原因が

何かしらの炎症から来ていたら？

子宮卵巣の栄養状態が悪くなり、

かつ着床を妨げているかもしれません。

卵管癒着が子宮内膜症からきていたら？

子宮卵巣の循環が悪くなり、

卵の質や内膜の質に

影響しているかもしれません。 

つまり、

子宮卵巣の血液循環を良くすることが

重要になってきます。

程度にもよりますが、

閉塞や癒着がある方でも、

血液循環を改善して、

自然妊娠されていく方もいらっしゃいます。

当院では、

その方に合った施術方針で

妊娠しやすい体質づくりを目指しています。

初回無料体験では、

しっかりお話を聞かせていただいております。