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不妊の原因が分かれば妊娠しやすくなる ③排卵障害 続き

前回排卵障害の原因の続きです。
今日お話しする多嚢胞性卵巣症候群、高プロラクチン血症は、 排卵障害の原因として多く見られる症状です。

 
排卵障害の原因②
【多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)】

多嚢胞性卵巣症候群では特徴的な症状がいくつか見られます。

検査や血液検査では、
・診察時に超音波で卵巣にたくさんの嚢胞が見える。
・FRHよりLHの数値が高くなる。
・テストステロンの数値が高くなる。
・AMH(抗ミュラー管ホルモン)の数値が高くなる。
・男性ホルモンが高いため、男性化徴候が見られる。
 
見た目の症状としては
・濃いヒゲが生える。
・すね毛が増える。
・肥満気味になる。
などです。


【治療】
経口 排卵誘発剤(クロミフェンなど)
注射 排卵誘発剤(HMG:ヒト下垂体性性腺刺激ホルモン・FSH:卵胞刺激ホルモン)

それでも排卵しない場合は、腹腔鏡により、レーザーなどで卵巣表面に穴を開けて、
排卵しやすくする手術(卵巣多孔術)が行われることもあります。

多嚢胞性卵巣症候群はインスリンの代謝異常と関係があるので、
糖尿病の薬が処方されることもあります。


排卵障害の原因③
【高プロラクチン血症】

プロラクチンというホルモンの数値が高くなると、排卵が起きにくくなります。
プロラクチンとは、赤ちゃんに乳汁を与えるために産後にたくさん分泌されるホルモンです。
授乳中に次の妊娠がおきないようにするために、排卵を抑制する働きがあります。

高プロラクチン血症は、下垂体前葉からのプロラクチン分泌が過剰になった状態です。
原因はα.下垂体腺腫、b.薬剤によるもの、c.甲状腺機能低下症などです。

a.下垂体腺腫の場合はプロラクチンの値を下げる薬を服用することで排卵が回復しますし、腫瘍に対する手術はほとんどの場合必要ありません。

b.薬剤についてですが、胃潰瘍や精神神経科のお薬を服用することで、高プロラクチン血症になることもありますので、常用している薬についてはしっかり医師に伝えることも必要です。

c.甲状腺機能低下症
甲状腺ホルモンの低下により、視床下部からのTRH分泌が増加し、その刺激でプロラクチンの分泌が増加します。
ですから、高プロラクチン血症の場合、血中の甲状腺ホルモンやTSH(甲状腺刺激ホルモン)を
調べる必要があります。
甲状腺のイラスト(人体)


排卵障害の原因④
【早発卵巣不全】

40歳までに内分泌学的に閉経時と同じ状態(高ゴナドトロピン性低エストロゲン血症)となり、
4〜6ヶ月間 続発性無月経を呈する状態のことを早期卵巣不全といいます。

ホルモンのバランスが悪くて排卵しないのではなく、卵子が非常に少なくなっているので、
排卵を起こすことが大変に難しい状態です。

【治療】
カウフマン療法が基本となります。
エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)を周期的に服用する方法です。

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これらの症状に対して、ファンクショナルマッサージ治療室では、
鍼灸や栄養療法で、
卵巣の膜を柔らかくしたり、細胞膜の柔軟性を高めて
排卵しやすくするお手伝いをしています。


詳しくは無料体験でお話させていただきます。


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